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2025.05.21#その他

『コーダとして生きてきたライフストーリー 卒業生の幸喜さん語る』障害?認知症の理解

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みなさんは「コーダ」を知っていますか?

コーダとは、耳が聞こえない、聞こえにくい親をもつ、聞こえる子どものことを言います。

5月21日、福祉文化学科玉木千賀子先生の講義「障害?認知症の理解」では、コーダ、聴覚障害があるご両親のもとで育った卒業生の幸喜樹里さんをゲスト講師に招いての授業が行われました。「障害?認知症の理解」授業では、これまで様々な障害について、当事者の生きづらさを学んでいます。

第一言語は手話と話す幸喜さんは、耳の聞こえない両親が生活するうえで、通訳の役割を担ってきて、中学時代は同世代や先生から理解が得られず、いじめを受けた辛い経験なども語ってくれました。通信高校に進学し、周りの理解や支えがあり、大学進学の夢をもてたこと、6年前に亡くなられたお父さんが闘病中に出会ったソーシャルワーカーさんの影響を受けて、現在は病院でソーシャルワーカーとして勤めていることなどもお話くださいました。

講義の最後には幸喜さんから学生へ、障害への理解につながるメッセージが込められた歌(ハンドサイン:この手で奏でるありがとう)が紹介されました。